さてさて、入試やら卒業のシーズン到来で、本人よりも親たちがハラハラドキドキだ。学校に入学する子達、卒業する子達、その卒業後が大変な様子だ。まぁめぐり合わせが良くないというか、もうかわいそうなんて言ってられない。ほぉっておいたらお父さんの職まで飛んでいきそうな時代なのです。まぁこれも誰のせいとかではないし、仕方が無いといえば仕方が無いかも。今年度の高校卒業生の就職内定率は、昨年末で67.8%だそうだ。本当はもう少し悪いと思うのだけれど、親の仕事の手伝いとか、家事伝いと決め込んでいる皆さんはこれに入らない。まだありますよ、もう就職をあきらめている子達もおります。先生もお手上げ状態だそうです。文部科学省はあわてて全国に就職斡旋専門の教師の派遣を決めましたが、そんなもん焼け石に水ですよ。
しかし、意外となぁんにも考えてないのが当の本人たちではないだろうか。最近の高校生の生活は知らないけれど、私の近くの生徒は、朝夕親の車で送り迎え、遅れようものなら親に罵声をあびせ、かばんも持たず、ワイシャツ外へ垂れ流し、携帯片手にアホ馬鹿トーク。こんな奴ら、就職したって働かないのあたりまえ。自らの反省もなく、就職無いのは私のせいやない、みんな大人が悪いのや、ってなセリフ言いかねない。人は外見で判断をしてはいけません、その通りかもしれませんが、私ら経営者も選ぶ権利ってねのがございます。勉強してないわ、漢字の読み書き出来ないわ、計算さっぱり、挨拶なんかとてもとても。こんなの新入社員に迎えるような余裕はございません。昔企業は、新入社員教育なるものがございました。私の経験でもまず入社前教育1週間、新入社員研修3ヶ月なんて、会社が実施してくれてましたが、もうそんな余裕どこにもございません。
わが道はわが足で探しましょう。まじめに頑張ってる皆さん、今日は失礼しましたね。頑張れ新入社員、明日があるさね。
皆様のご意見、お待ちしてます。間違いのご指摘など、よろしくお願いします。