以前私の所属していた会のN氏からこんな情報をいただいた。政府の総合規制改革会議が今月まとめる重点項目に「乗用車の車検が初度登録から6年目で1回目の車検が望ましい」とか。えらいこと言いよるなとお思いの皆さん(業界関係者か)、そりゃそうやろあたりまえやんかとお思いの皆さん(色々な車使用者)、大変に興味のある事柄です。
私のノー天気な頭を駆使して考えてみました。まずそれは無理な話やでから。新車の保証制度を変更しないと出来まへんわな、結構時間かかるで。排ガスと一緒、全国の整備に従事する私らの生活どないしてくれんのかと、受け皿対策が必要。新車時の諸費用問題が浮上して、購入時の負担増が問題。使用状況によっては6年間だと期間中20万qぐらい走行する使用車の保証問題や油脂消耗部品の問題も出てくる。このご時世、6年間で引っ越しやらで住所移転、自動車税の徴収どないすんの。今でも納税せん人いてるのに。6年間の自動車税、車検代の比じゃないで。とまぁ業界から言うとこんな意見が出てきそうです。
それはあんたらの勝手、是非6年に延長してよっていう皆さんの本音。まず新車保証が当然延長になるのでええやんか。道路もよくなり車も良くなり、壊れるとこなんてあらへんのに。第一法律で守られて飯食べて来たみなさんの事なんか聞いてられへんわ。諸費用のちょっと高くなるぐらい覚悟してます。それに新車で何かあったら、ディーラーへ持っていくからよけいな心配せんといて(政界とメーカーでユーザーの囲い込みを法律で後押し)。とまぁ色々とありそうなことは確かですな。
それでは何故そんな車検延長論が出るのでしょうか。官僚や議員センセイは車の安全とか国民の幸福なんて「へ」とも思っていない。ましてや明日の日本をどないすんのなんて「ポーズ」だけなのだ。自分たちの私利私欲と「今」が通過すればそれでよしなのだ。たとえば最短で2年後に車検延長が実施されたとして、その時はすでに消費税10%、環境税もあるかも。重量税6年間先払いとはよく考えたものだ。これは地方税、政府は2年後に市町村合併させて、「地方交付税交付金をよう払わんで、そのかわり車の重量税を6年間先取りする法律に変えたるからそれでやれや」となんともうまく出来ているのだ。国民の足となる乗用車や国民のこと環境のことなどみじんも考えていないことがよくおわかりだろう。とりあえずは、議会に提出し、一度「反対」で否決させて業界にポーズを取ってから通過といつもの手じゃないですか。しかし卒業してから思うのですが、JMCってたいした所、OBになってからも貴重な会ですわ。今からでも遅くないですよ、「車検」のFC加盟は考えた方がよろしいようで。
8月は道路を守る月間です。道路公団を守る月間ではございません。早く民営化して下さい。
イベントに呼んで下さい。
低公害車普及協会 神戸市中央区吾妻通4−1−6 コミスタこうべ北3階
代表 瀬川成治 090−6609−7086 FAX078−882−0218
ありがとうございます。イベントが決定しました。
8月1日 姫路商工会議所午後4時30分から
8月2,3日 神戸新開地夏祭り
8月23日、24日岡山西あわくら村夏祭り
皆様のご意見をお待ちしております。
これは会社とは関係が無く、私個人として毎日毎日ほざいています。
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