○今日の一言○

更新者 専務


2003年11月15日(土)

ハイウェイニュース
                                   

 昨日高速道路で昼飯を食おうとあるSAに入り「なんたら定食」を注文した。するとおまけに1枚の粗品のタオルがついてきた「日頃のご愛顧を感謝します」と書いてある。へぇーこんなサービス初めてやんかと一瞬笑顔になった私なのだが、お箸を付けてそれが理解できた。このSAなどの休憩所やレストランにはハイウェイニュースってのが置いてあり、公団の裏側が克明にお知らせしてあるはずはない。ETCを利用して連続600q使用すると割引あるの知ってるかいとか、今度開通する四国松山自動車道路はこんなんよ、そしてあそこのSAのへんてこりん定食は絶品よなどと書いてある。最近は「道路と環境」などと一丁前に遮音壁の構造や「ハロースクェアーは環境14001取得」とかエコ商品の販売までして、全面に環境アピールを実施中だ。んな事より経営環境を広くオープンにして、いらん道路造るのやめて、天下りを完全に閉め出し、もう少し料金を下げたらどないなんですの。
先の選挙では小泉さんはこのJHの民営化を唱え、片や管さんは無料化を唱えた。たぶんどちらにするにもすべて国民に付けが来るってことですわ。現段階でも30兆だか40兆円の赤字、毎年毎年赤字が増えてそれでも税金の負担で本体は「へ」とも思っていない。私らには訳の分からない道路施設協会ってのがすべてのサービスを100%牛耳っている。ここが出資している民間企業70社ほどに道路維持管理、レストランおみやげ経営、SAの清掃、パンフ刊行物などに至るまですべて利権集中なのだ。本体が赤字でもこの70社は儲けまくりとなっている。道路施設協会はこの利権すべてを国から年間45億円で借り切り、この民間70社から520億円もらっている。何もしないでも475億円が入ってくるしくみ。何もしないでいる悪など1人もいません。いろいろな裏をかいて私たちの知らない間にとんでもない拘束道路になっていってるのです。こんな構図なのに、公団総裁の首すげ替えてどうにかなりますかね。民営化ってことは儲かる会社にしないとダメでしょう。JRを見て下さい、乗客の少ない地方ローカル路線は次々と便数を減らし、さらに第三セクターや廃線にしてるでしょう。民営化ってのはこんなもんなんです。では無料化はどうですか。とにかく裏の裏をもっと公開してくれないと何も言えないわ。
どちらにしてもこの国の構図、もうドロドロ、国民は官僚と族議員の奴隷ですわ。

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これは会社とは関係が無く、私個人として毎日毎日ほざいています。

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