更新者専務
2004年5月22日(土) |
自動車リサイクル法の裏 |
最終処分(廃品)にする時点で処分費用を徴収しようとした「家電リサイクル法」の失敗でこんなアホみたいな制度を考えたのか。来年1月1日から車検を受けようとするすべてのクルマに「自動車リサイクル券」なるものを別途購入させ、そのクルマに最後まで乗ろうが乗るまいが、とにかく最終処分の費用を、現在使用中の使用者の責任として支払わせるのだ。これはすでに決定して、来年1月1日から施行なのです。 しかし考えてください、そのクルマいつまで乗りますか、5年先まで、動かなくなるその日まで、いやいや今回が新車から1回目の車検、まだ8年や10年は乗りますよ。そうでしょういつ廃車にするのか期限が未定のクルマにですよ、1台2万円とも言われる費用を現金で徴収する訳ですか。それってどないすんの。 ハイ、政府はそのお金をしっかりと処分されるその日まで管理運営する団体を作ります、だと。とぼけるなって言うんじゃ。政府がしっかり管理したことなどこれまでにあるんか。年金も社会保険料もあんたらの生活に反映されているだけ。国民が使いますよと言うと、それが・・・・。そんなんばかりではないのか。 全国の使用過程中のクルマはざっと7700万台。昨年と今年の新車登録車を除き、どない考えても来年1月から2年間でほぼ全部の車の車検をすることになる。ほな7700万台に2万円をかけてください。どうですかすごい額でしょうよ。ざっと1兆5千億円超えです。まだ廃車しなくてプールするのですぞ。その突然に集まった大金、政府の無責任官僚がだまってそのままにする訳ないでしょうが。そうしてどんどんと彼らが使い始めるのです。とんでもない利権付きの天下り先、それを法律で作ってしまったのです。怖い話でしょ。だからこの国おかしいっていうのです。こんなんばかりの詐欺師官僚と私利私欲の無責任議員が、国民を奴隷にしてのさばりかえっているのですよ。 今でも自動車にまつわる税金は約9兆円、年間国家予算の12%にも及ぶのですぞ。約80兆円の予算、その半分の40兆円は赤字国債やから、残りの40兆円の4分の1が確実に自動車使用者が補填している事実、皆さんよく覚えていてくださいよ。そりゃ排気ガス問題、廃車問題、交通問題と色々議論もございます。否定はしませんが、この国の予算は自動車使用者がいの一番に支えているのだぞー。 ご異論がございます方はメールください。sayo5523@hm.h555.net 弊社はホームページに「環境活動レポート」を公表しました。 6月5日は2005エコカーワールドです。みなとみらい21です。 環境イベントはどしどしとお声をかけて下さい。都合がつく限り参加させて頂きます。 皆様のご意見をお待ちしております。これは会社とは関係が無く、私個人として毎日毎日ほざいています。 |
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