□今日の一言□

更新者専務

2004年6月25日(金)
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整備業者の嘆き



 「官制事業」、皆さんには聞きなれない言葉でしょう。国の法律により自動車を使用するものは避けて通れない「車検」を業としているのが整備工場「官制事業」なのです。自家用車であれば新車を販売すれば、必ず3年後には車検が舞い込んでくる。自動車を使用する皆さんは、いやでも受験しなければいけない。そしてその時期に一気に税金を徴収する、官としてはとてもすばらしい制度なのだ。
だから戦後この制度が実施されてから、わたしたち整備専業者は何もしないで飯が食えたし、繁盛もした。まぁその「ツケ」が一気にやってきた格好なのだ。
それではその中身をご紹介しましょう。まず17年度施行されるであろう車検延長、新車から3年の現行を4年もしくは5年、いやもっと延長になるかもしれない。次は低公害車新機構、これは新車の保障期間は、必ず系列の販売店で点検車検をしなさいというのです。各メーカー独自の低公害機構(ハイブリッド等)なので専門店じゃないとだめですよ、なのです。そうでなければ新車時の保証が出来ないというのだ。
次にリサイクル法の完全実施(1月1日より実施予定)、それでなくても車検時の税金・保険の立替が多いのに、さらに1台2万円前後のリサイクル費用も一時的だが立替となる。勿論これは各店のこれまでの対応いかんだがね弊社などは田舎の田舎
、ほとんどが立て替えなのだ。
さらに自動車行政のワンストップサービスと言って、車庫証明申請だとか自動車の登録がネットで超簡単になってしまうのです。これで自動車を使用する皆さんが助かると言われている。なんては言っていますが、七色の税金をクルマの使用者から徴収している、とんでもない国の施策ですわ。皆さん、勘違いしないで欲しいけど、車検が延長になったからといって国民が助かる、なんて思わないでくださいよ。必ず整備不良車が大量に発生し、三菱じゃないけれど、大きな事故などか予想されるのですよ。
以上のことがここ2年間で一気に施行されようとしている。これも時代の流れなのですが、車検依存の整備専業者は必ず土俵から降りなければいけない。厳しい現実なのです。


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ところで、パッソルのお引取り、ほとんど終了しましたが、まだ大口の「県」のやつが残っています。
弊社はホームページに「環境活動レポート」を公表しました。
7月4日は龍野市環境フェアーです。私どもも参加します。お手伝いさん募集中です。ボランティアです。
 環境イベントはどしどしとお声をかけて下さい。都合がつく限り参加させて頂きます。
皆様のご意見をお待ちしております。
これは会社とは関係が無く、私個人として毎日毎日ほざいています。

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