更新者専務
2004年8月1日(日) | ||
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夏休みドラマランド「狙われている、あなた」2 |
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このドラマはフィクションであり、つじつまのあわない、まったく持ってお下劣なドラマなのであります。そのあたりをご理解くださってお付き合いください。また登場する人名や所、それに団体名は架空のものとしてお考えください。 第二話 重い思い 1959年の8月1日は日産ブルーバードが発売された記念日?なのだ。私がまだよちよち歩きのときに発売されたのだった。かくして日産はこの青い鳥でもって、日本の押しも押されぬ大メーカーへとなっていったのだった。 このころのクルマの購入費用はどうだったろうかなんて考えてみた。戦後クルマの販売が完全自由化になったのは1950年のことであった。日本の新車ディーラーの戦後はこの昭和25年からのスタートだったらしい。そのころの販売会社の収益源はメーカーから購入してお客に販売をしても利益はほとんどなかったらしい。収益の第一番は月賦の金利手数料、そして次には自動車保険、三番目にはオプション部品という順番だった。だからトヨダの販売会社などは、お客を増やすために自ら自動車学校を経営したり、国道沿いにレストランやまた、整備学校なども作ってしまったらしい。そんなことを考えていると当時は、車庫証明とか重量税とか、消費税などなかったのではないだろうか。なかなかおおらかな時代だったのだろう。なんて昔々を想像していると、 「貴方ちょっと教えて、この日産の折込のマーチを買うとしたら、税金とか保険とかいくらぐらいいるのかしら」 昭雄は銀行員なので本業ではないのだが、自動車ローンなんかを扱っている関係で結構詳しかった。 「それでは奥様お教えさせていただきましょう。まず消費税は内税だからこの114万9,750円に含まれております。それから3年分の重量税、これが37,800円でございます。それから取得税、そして車庫証明などの登録費用でございます」 などと販売員になったつもりで説明していたら、 「そんなことはどうでもいいから、全部でいくらいるの」 ちぇっ、女は理屈はどうであれ金額を聞きたがると思いながら「ざっと20万円はいりますね」 100万円のクルマに20万円もの費用がいるの。そんなの絶対におかしいよ。だってあなたそう思わない、これって納得いかないわよね」 なんだか本気で怒っている様子だ。 「あのな、今に始まったんじおまへんがな。こんなもん10年も20年もも前からでんがな。知らないのは奥様ぐらいですのよ。それに来年からリサイクル料金まで新車価格にセットされて来るんですよ」 昭雄は言ってからしまったと思った。また突っ込まれたら、休みの土曜日に半日つき合わされそうな気がしてきた。 「私たちはクルマに乗るのにいったいいくら税金払っているの、まったくバカにしているわ」 やめておこう知らん振り知らん振りと、昭雄はテレビのボリュームを大きくした。少し前はクルマの消費税は6%の時代もあったなどと言おうものなら大変だ。でも待てよ、6%にした代わりに新車価格に含まれていた物品税を廃止した経緯があるのをふと思い出したのだ。もしこれを復活でもさせたら国はものすごく増税のはずだ。現在でもクルマの諸税で8兆円もの税収、なんと国家財政の約1割もがそうなのだ。国と地方の財政赤字はしめて一千兆円。私が官僚ならすぐにでも復活させたい税収源ではある。それに化石燃料について炭素税とか環境税とかさらなる増税案が検討されているのに、これで消費税が10%ぐらいにでもなろうものなら、大変な重税になるのは明らかなのだ。 それでも妻の秀子はまだぶつぶつ言いながらチラシをみて電卓をたたいているのだった。 あんたも好きね、くだらない第二話もみてしまったのね。第三話に続きますかしら。 |
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ご意見がございます方はメールください。sayo5523@hm.h555.net ところで、パッソルのお引取り、ほとんど終了しましたが、まだ大口の「県」のやつが残っています。 弊社はホームページに「環境活動レポート」を公表しました。 8月21日は山陽電車の西二見駅の開駅とヨーカ堂のイベントです。エコカーのコーナーを手伝っていただく人を募集しています。 現在大学生1名と高校生1名(どちらもこの一言の話題にさせていただいた皆さん)です。それにしてもエコの皆は何故に返事をくれないのかな。現在2社が不参加を表明されているだけですぞ。 環境イベントはどしどしとお声をかけて下さい。都合がつく限り参加させて頂きます。 皆様のご意見をお待ちしております。 これは会社とは関係が無く、私個人として毎日毎日ほざいています。 |
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