更新者 専務

2002年5月9日(木)
お医者さんも格付け評価
 昨年の医療機関に対しての裁判が戦後最高の数になったという。薬や医療機器は日進月歩のようだが、医者がついていけないのだろうか。私らクルマ産業においてもそうかもしれない。出てくる新型はどれも凄い。環境エンジンにコンピューター、世界初の装備の武装で他車より先に行こうとする。販売会社は事前に教育をするが(弊社も日産はします)、全国の整備業者は教育どころかすべてディーラーまかせだ。また販売会社も新機構についてはチャックをし、お客の囲い込みをしている、困ったものだ。しかし整備業者レベルでは実際についていけないのも事実だ。医者もそうなのかもしれない。このご時世いろんな患者に対処しなくてはいけないのだろう。
今年から日本国内で、医師の格付け評価が始まるそうだ。国や銀行や企業などは、どこかのわけの分からない格付け会社にごちゃごちゃと評価されている。それをそっくり医師の評価もするようだ。この評価を参考に保険会社などと組んで、医療機関や医師を限定した新しい保険でも作ろうと言うのかもしれない。またその評価が公になれば、医療報酬の平準化に疑問も出てくるし、色々と議論をかもし出すだろう。下手な医者を「ヤブ医者」と言うが、ヤブ度チェックなんてへんな時代になったものだ。彼らはやたらエリート意識が強いから、日本医師会なんかが猛烈に公表を反対するんとちゃいますか。子供たちの教育は最低レベルでランク付けを取り払い、競争することを忘れさせておいて、社会へ出たらランク漬けじゃ、なんかおかしいじゃございませんこと。

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