更新者 専務
2002年6月22日(土) | |
しない、させない不法改造 | |
たまには車屋さんらしく業界の話題にも挑戦しよう。先ごろ姫路市の民間車検工場の不正車検が発覚しました。国土交通省は事態を調査した結果、全国で200人以上もの検査官が不正を見逃していた事実を公表した。国の陸運事務所の検査官、これは持ち込み検査といわれる、いわゆる認証工場の業者や一般ユーザーが自分の車を持ち込んで、国の検査場で車検を受けるところの話です。それにはついうっかりもあるだろうし、恫喝まがいに受験者に威圧されることもあるでしょう。これが民間車検工場ではどうでしょうか。国の検査官と同等の資格を有する「検査員」というのが配置され、国と同じレベルで車検をチェックしています。ここでも、いろんな不正があとを絶ちません。 「不法改造」とはどういう改造なのか。これは国の法律に違反する改造、この一言です。単純に言うと製造メーカーが指定するタイヤの許容範囲を逸脱するサイズのタイヤを装着している、これを不法と言うのです。車検時でよくあるのは、タイヤ、フイルム、ハンドル、ホーン、ショック・スプリンク゛、マフラーなどです。最近はRV車のフロントガードなどは少なくなりました。 では日本は何故世界で一番厳格な整備制度を布いているのでしょう。私が思うのに、日本は昔から官に統治されて国家秩序がまもられてきた国です。「お上のお達し」でそれを守ることで多少の不満や不公平があるものの、生活が守られてきた経緯があります。特に今の日本は昔と変わってきていまして、法を破るなんざお構いなし的になってきています。これぐらい厳格にしていてちょうどよいのかなと思います。 米国などはとんでもないクルマが公道を平気で走っていますが、彼らはその行為に全責任を持ち、高額になっても保険をかけて走っている。クルマの改造には金をかける若者が、改造以上に保険をかけているなんて聞いたことが無い。まぁそれと納税の関係でしょうな。車検を受験するときに納税の義務を果たしてもらおうとなっている。 国民の安全と納税義務はお上が管理しましょうとなっているのでしょう。 弊社も民間車検、お客様にお聞きすると、車検は大変厳しいと有名だそうだ。それも信用なのかもしれないな。 Webさよう町総合情報ページ リンクされる場合は、管理人さんに許可を取ってください。 皆様のご意見をお待ちしております。 これは会社とは関係が無く、私個人として毎日毎日ほざいています。 |
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