更新者 専務

2002年7月15日(月)

納税者・国民不在
 国民は納税義務がある。家庭の家計がたとえ赤字でもサラリーマンは給料からほおっておいても天引きされている。それが法人格や個人事業者は申告制だ。そりゃチャンと申告して納税されていると私は思う。脱税行為もあるようだが恥ずかしいことだ。と言いたいが仕方ないのではございませんか。今の日本の政治をみていたらそんな行為に走る方がいらっしてもしょうがない。
小泉首相は会期を延長して更迭者を増やしただけで、またパフォーマンスが始まった。国民もなかなかぬくいのか、すぐさま支持率がアップだ。きのうTVで石原都知事も言っていたけれど「全国1300世帯の調査で回答率50%なんて言ってるNHKの支持率調査なんかやめてしまえ、国民が変な誤解をする」と、そりゃそうだ。
そんな中、赤字の企業も納税してもらおうかときた。もう中小零細を直撃である。景気が底を打って穏やかに回復かと思われたら米の株価暴落に円高。底を打ったのは大企業の大リストラであって、回復の一字すら見えてこない。今年度は税収見込みを大きく下回り、さらに枠超えの赤字国債を発行とか。大体こんな経済状態なのに、税収見込みを誰が予想したのだ。私はその予想をした奴らが一番罪な奴だと思う。のほほんと中央官僚の給料をもらい、机上の上の空論を堅実に当てはめようなんざ、そんなもん私でもしないわな。
大臣が外国へ行くたびに各国からの支援を約束させられ、絶対に帰ってこないODAやら円借款させられ、国内では余計な政府事業に数千億円を垂れ流し、第三セクターかトラクターか知らないがアホみたいな施設いっぱい作って赤字を助長し、疑惑あっても辞めない議員には獄中まで議員報酬を払い、まったくもって国民不在もはなはだしいではないか。テレビじゃないけれど、あの原敬のような本当の国民の真意をもって政治に望むウルトラマン大和みたいな親分が出てきてくれないと我々も精神的にまいってしまう、いやもうまいってしまったのかもしれない。
ニューヨーク市ではたばこ1箱が840円だそうだ。勿論べらぼうな税金だし一部愛煙家から苦言も聞こえる。しかし、ほとんどの市民は納得しているという。あの同時多発テロ以来市民は団結して町を守ろう国を守ろうとしている。それで税金が必要なら納税しようというのだ。
日本とはえらい認識の違いですな。公務員も民間人も失業している人も団結している。国民性の現れですかね160もの人種のる壷のあの国がですよ。日本はいったい誰が納税意欲を減退させてきたのでしょうかしら。
国会はきょうもまた、学校の児童会みたいな審議にならん茶番を与野党でするのかね、会期延長は税金が投入されているのだぞ、このバカ大臣アホ議員めが。


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