更新者 専務

2002年9月3日(火)

日産快速 「マーチ・ラフィート」新発売
じわりトヨタの戦略
 さて今朝の新聞「永遠のライバルに終止符、トヨタ、日産と提携」。マスコミもうまいこと書きよる。なんのこっちゃない、日産は「技術の日産」をあきらめたという宣言なのだ。お互いの得意分野を指南なんてのはまんざらでもないが、ハイブリッドの技術が日産は大変遅れており、それをちょうだいなと言ってみたら、一兆円利益のグーローバル企業は「うんエエよ」ときた。トヨタは昨年トヨタハイブリッドシステムを他の自動車メーカーさんもどうぞ使ってよと宣言している。トヨタはこれによって製造の増大が見込めコストダウンにつながる。またおまけに日産の持っている電池や車体技術をなんなく頂戴できるという、まさにトヨタ流の戦略だ。確かに日産もエンジンや電池などはトヨタにないすばらしい技術を持っている。ガソリンエンジン単体では世界でいの一番に米カリフォルニアの排ガス環境規制を達成したりしている。また電池部門はハイパーミニなどに使用されているリチュウム電池などは凄い技術だ。先月から弊社所有の日産ティーノハイブリッド車を売ってくれないかと、中国のバイヤーさんが言ってきている。北京や大都市部では排ガスの公害が凄いのだそうだ。それで公共交通機関のバスなどをハイブリッドかでんき自動車にしたいのだか、その技術がない。持って返ってお得意のコピーを造るのだろう。
 ゴーンのおやじはサッカーのジーコ監督にシーマをプレゼントした。「スピード違反しないように」とコメント。何かとやってくれて元気の象徴なのはありがたい。トヨタの本家のプリンスもゴーンのおやじに興味があって会いに行ったとか。さてこの提携、日産に吉と出ますように。

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