更新者 専務

2002年11月22日(金)

                  

市町村合併って

 つい先日訪れた大原町、そこの岡山県立大原高校が平成17年に廃校になるのだそうだ。昭和30年代に、全国各町にあった農協の数は3万いくつかだったのが、今ではどれくらいになったのだろう。この大原町農協もつい先日、事実上の破綻をしたところだ。市町村も一緒なのだろうか。飴玉をやるから早いこと合併しろと国は言ってきた。明治の大合併と昭和の大合併、どちらもいろんなことがあったと言われている。それにしても当時は日本のことだけ考えての合併で、国も借金など無い時代で(昭和は戦争責任の償還はあった)、まだまだ問題も少なかったと考えられる。ところが今はどうだろう、国の借金は天文学的数字、さらに飴玉も赤字国債ではないのか。全世界に援助や支援をエエかっこうしてしまくり、北朝鮮からは兆のつく賠償をせまられて、国民は不景気で元気が無い。そんな中で、行政にだけ飴玉をしゃぶらせ、少子高齢化の田舎町を切り捨てようとしている。法律で決まったと言うが、決まってはいないのだ。住民投票でもして、町の今後の展望が見えるというなら、堂々と合併を拒否すればよい。がしかし、行政マンも住民も「なるようにしかならんがな」で一致しているように感じる。しかたのない流れなのか、故郷が無くなっていく、日本の教育も故郷も、「国敗れて、山河もなし」ですか。
21世紀の市町村合併を考える、国民評議会
今日の栂池

高円宮さまのご逝去をいたみ、つつしんでご哀悼申し上げます。
皆様のご意見をお待ちしております。
これは会社とは関係が無く、私個人として毎日毎日ほざいています。
          

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