更新者 専務
2002年11月24日(日) |
「夢」を下さい |
ハーマンカーンが21世紀は日本の時代だと言ったのはさていつの時代だったろうか。今朝の朝日新聞でもあったように、子供たちに「夢」が無い。学力や体力の低下なんてものを通り過ぎて、大人でいう無気力状態に近い子供たちが増えている。私は大きくなったら何になるとか何をするとかが無いのだ。その基礎となる勉強も中学生は、勉強好きが3割にも満たない。 「勉強なさい、勉強なさい、大人は子供に命令するよ。大きくなるために・・・・・・」NHKのひょっこりひょうたん島で、島の子供たちがサンデー先生に勉強しようと言われ、島の子供たちがいやだって言ってた時の歌を思い出した。この時代は今よりも子供の数が多く、そりゃ問題児もいただろう。しかし、校内暴力もいじめも、暴走行為も少年犯罪も、うんと少なかったと思うのだが、皆さんの経験からしてそう思いませんか。 先日中国のチンタオへ行ったときの事を思い出した。子供たちがバス通学で帰ってきていたのが午後6時ごろだったと思う。勿論小学生がだ。この違いは今後歴然としてくるに違いない。 どうせ勉強してエリートになっても、いつリストラされてもおかしくない時代、頭よくなろうとも思わないし普通に生活できればそれでいい、と日本の子供たち。過去30年間で3回の教育要領の改正があった。教科書の内容は私たちの時代の3分の一ぐらいの内容になっている。パソコン出来ても日本語知らない子供たちの実態は、この国の滅亡を予見してはいないのか。何もノーベル賞を取れとは言わない。「夢」をもてる語れる環境にしたいものだ。 今日の栂池 高円宮さまのご逝去をいたみ、つつしんでご哀悼申し上げます。 皆様のご意見をお待ちしております。 これは会社とは関係が無く、私個人として毎日毎日ほざいています。 |