更新者 専務

2002年12月8日(日)

                  

電車の中でメシを食う、無知との遭遇

 ある週刊誌の記事なのだが、最近若い女性が平気で、電車や地下鉄で「メシ」を食うというのだ。まぁそれ以前に、コンパクト出して、おせじでも○○○とはほど遠い皆さんが化粧を直しているぐらいだから、もうそんな事もびっくりする行為ではなくなってきたのだろう。それにしても、旅行中に車内で食べる駅弁とは訳がちがう。昔々その昔、国鉄時代の姫路駅では、「まねき」の駅そばを車内にどんぶりごと持込みOKで、よく食べた。もちろん、列車は走りだしており、あまった汁がこぼれたものだ。汁ものでないにしても、それを地下鉄で、うんこ座りして食べる中華丼とは一緒に出来んやろ。
 記事から引用させてもらうと「若い世代は人間関係の範囲が狭く、“他人とは無関係”という意識があり、人目をはばからない。(中略)元来、食事、排泄、性交という身体的な行為は家で行われた。だから車内でそれを見せられると不愉快さを感じる(中略)遠い将来、我々の子孫は、電車内で性交するまでに『進化』を遂げるかもしれない。いやそれは『退化』か。」と。ならもうとっくに『退化』は始まっているではないか。

今日の栂池

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