更新者 専務

2002年12月11日(水)

                  

現代若者考

 「不安はあるが、深刻にならない。責任は背負わず、しっかりと観察。そんなしたたかなセンサーを感じる。」これは神戸新聞の『正平調』のことばです。なるほどうまい表現だと思う。私らの時代だったか「三無主義」なんてのもありました。十代の社会に対する見方、考え方は、今も昔もよく似ているなぁと思う。学校も高学になり、社会の様子が理解出来だすと、自分を中心にして、物事をしっかりと見るようになってくる。ただし自分を中心にだ。言いたいことはあるけれど、認められないとわかっていれば言わない。夢は夢であるにはあるが、どうせかなわないのなら、努力や挑戦はやめて、夢としておいておく(何もしない)。しかしそのくせ、「ヒーロー」はどこかに居てほしい。それがせめてものわが身のかわりの偶像にしたいのだろう。それがサッカーのスターたちや芸能人だったりする。そして、、癒しのヒーローも「タマちゃん」や「ノーベル賞の田中さん」なのだろうか。せっかくこの時代に、この日本に、生ををうけたのだ。夢も希望も持ってるのなら、チャレンジだけはあきらめんといてほしいものだ。

今日の栂池

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これは会社とは関係が無く、私個人として毎日毎日ほざいています。
          

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